俺にまだ情熱があるか

今日は久々にテレビをみて思うことが出来たのでめんどいけど記す。

株に魅せられた男の生涯だった。

幼い頃から独特の金銭感覚をもっていて、

欲しいもの、食べたいものを
買ったつもり食べたつもりで我慢して浮いたお金を貯金。

ちりつもで貯まった二万円で優待券に魅せられて株を買い、
偶然倍の四万円になる体験をする。

そこから男は株に入り浸り。

中高生なのに1000万儲けたり、
逆に動きを読み違えて600万損してすごい悔しがったりしていた。

高校卒業してすぐ、
投資関係の会社に入り3年学んだのち独立。

あんま興味ないんで
ここからは晩年まで省略するが、
トントン拍子に上に登りつめ、

栄華を極めていたようだ。

しかし、一日に五億円の損失を出した出来事が起こる。

それほどまでに組織の規模はでかくなっていた。

そのとき側近から会員から金を集めて10倍までレバレッジ効かせて会員に投資をしてもらおうというか株やらせないかと持ちかけられていた。

これをOKし、
しばらくやっていると、詐欺容疑で逮捕。

6年の実刑に。


その後、ヤクザの金で株やったり、
海外逃亡したのちビザ切れて帰国し、
元部下の下について株のライターやったり、
晩年は生活保護を受けながら生活していたという。

最後は寝タバコが原因で住まいが火事になり、
その火事により亡くなったという。

生活保護を受けながらも持っていた二台のパソコンで毎日株をチェックしていたらしい。

ずっと取材してきた人物いわく、
中高生のときに600万損したことを、

人生で一番の失敗だと何度もしみじみ語っていたと言う。

そして、誰かが一億出してくれれば、確実に儲けさせてやれると常々いっていたらしい。

とまあ俺の目からみたらこんな感じだった。

相変わらず会社的なことには興味がない俺だから、会社で何十億を動かしている時代のことは凄いと思いつつ印象に残っていない。

やはり学生時代と晩年が思うところが多かった。

金額的には大人になってからの方が遥かにおおい額の損失を出した経験もあるだろうに、

一番の失敗を600万損した中高生のときだと感じている。
きっと本人の中で一番読み間違えたと思うとこなんだろうなと感じた。たまたまそのときは何億とか何十億とかいう規模じゃなかっただけで。
その時大人で、既に大金を手にしていればそれくらいやられたのかもね。
僕はそう感じた。

そして、一番切ないのは一億持ってれば株で儲けられるのに、と思いを持ち続けていたなか自業自得とはいえ不慮の事故で亡くなったこと。

この男の学生時代と晩年のエピソードは自己投影せずにいられなかった。

呑み屋と風俗に散々金を落として来たから今の僕がある。

僕の身につけた感覚が100%正解だなんて思わないけど、
やっぱり呑み屋とか風俗の女に対してはある一定の法則や基準で良し悪しを判断したりしている。

それが出来るのはこれまでの経験があるからだ。

金さえあれば…
競馬に対しても俺も同じことを思っている。

俺は金にならなすぎて競馬への熱が冷めている。

でも、株に魅せられたあの男は株が出来なくても情熱が消えなかった。

僕もそういう風になりたい。

今日はそう思った。

決意を記して終わりとする。

競馬に関して
夏競馬まで絶対に手を出さない。
やり始めるときは単勝二刀流。
元手毎月1万円ずつ追加する感じで、
本命2穴1の割合で単勝を買う。
それ以降は状況をみつつ買い方を変えていく。
ゆくゆくは馬連やワイド、三連単3連複も買えたらと。

とりあえず以上